1:看護師による問診

関節リウマチ患者さんは関節炎以外に多彩な症状や悩みを抱えている場合があります。
当クリニックでは、医師の診察の前に看護師による問診をさせていただきます。

本日の体調、薬はきちんと飲めているか、薬の副作用はないか、
関節痛の程度(最悪を10とすると本日の痛みはどのくらいですか?とお聞きします)などを確認させていただきます。

その際、医師には言いにくい、または言えないようなこと(例えば、薬が高すぎる、薬が効いてないみたいなど)も看護師に遠慮なくお話ください。 看護師は、患者さん自身やご家族が不安や悩みを打ち明けられる最も身近な存在と言われています。

看護師の問診時間を是非有効にお使いいただきたいと思います。

2:バイタルサインチェック

続いて血圧、脈拍、体温、経皮的動脈血酸素飽和度(SPO2)などのバイタルサインをチェックさせていただきます。
中でも、SPO2はとても大切です。

関節リウマチ患者さんは、細菌性肺炎や間質性肺炎などの呼吸器疾患を合併するリスクが健康な人よりも高いからです。
しっかり、チェックしてもらいましょう。

3:採血、X線など医師が事前に予定した検査

その後、必ず採血をさせていただきます。リウマチの病状や薬の効果、副作用などを知る上で血液検査は必須です。 その後、必要な患者さんにはX線検査を行うこともあります。

4:医師の診察

その後、医師の診察となります。
看護師の問診結果、バイタルサイン、前回血液検査結果などを確認しながら、適切な治療法を決定します。
当クリニックの野本医師はリウマチ専門医指導医であるだけでなく、リウマチ学会の登録ソノグラファーという資格を持っています。

ソノグラファーとは超音波検査(エコー検査)を行う医療従事者のことです。
必要な患者さんには、適宜関節エコーを行ってリウマチの診断や薬の効果の判定などに役立てています。
その後、多くの場合お薬の処方をして終了となりますが、関節の動きが悪かったり筋力が低下したりして
リハビリテーションが必要な患者さんには、運動器リハビリテーションを処方させていただきます。


最近、リウマチ患者さんの治療目標の設定や治療法の選択の際には、医師と患者さんが共同して意志決定を行うことが推奨されています。 これを英語でShared Decision Making(SDM)と言いますが、当クリニックではこのSDMをとても大切にしています。

リハビリに関しましては、お電話もしくは直接ご来院時のご予約のみ受け付けております。