横浜中華街、ここが美味い!台湾料理編

横浜中華街ここが美味い!
とうとう今回で最終回です。

中国4大料理の横浜中華街での美味い店を紹介してきた本ブログですが、もう一つ、どうしても紹介なければならない中華料理があります。

それは、中国4大料理からははずれるものの、横浜中華街のみならず日本全国で愛される中華料理、台湾料理です。

そこで、横浜中華街ここが美味い、最終回の第5回は台湾料理店を紹介させていただきます。

台湾料理で真っ先に思い出されるのは何でしょうか?
前回のブログでも書きましたが、台湾ラーメンは名古屋発祥ですよ。

小籠包で有名な鼎泰豊というお店もありますが、小籠包は元来上海料理でしたね。

ところで、台湾には親日家が多いのは有名な話です。

私事になりますが、私はこれまで膝の手術の話などで何度か台湾で講演させていただきました(写真1a,b)。

(写真1a)2013年、台湾で講演した著者
(写真1b)歓迎してくださった台湾の整形外科の先生方


その際、講演が終わるといつも美味しい中華料理(必ずしも台湾料理ではなかったようです)とお酒(台湾ビールと紹興酒)で台湾の先生方から大歓迎を受けたことをよく覚えています(写真2)。

(写真2)台湾の先生方に大歓迎を受けた著者

話がそれてしまいましたが、まずはいつものように台湾の位置から確認していきましょう。

台湾は中国の180㎞東に位置する小さな島国です。

1949年、中国共産党が中国大陸に中華人民共和国を樹立すると、
それまで中国大陸にあった中華民国政府は中国国民党の蒋介石らとともに台湾に移転しました(図1)。

(図1)台湾の位置(黄色)(海外旅行ガイドより)

台湾料理はその台湾で発展した郷土料理のことです。

台湾は小さな島国ですが、四方を海で囲まれていて、海の幸、山の幸が豊富です。

食材として新鮮な魚貝類や海老、蟹に加え、旬の野菜を多く使用します。
食材を無駄なく使用するために牛や豚の血液や内臓を使った料理も多く見受けられます。

それら豊富な食材に対して油はあまり使わず、淡泊で素朴な味付けをするのが特徴です。

また、台湾は夜市がとても有名で、観光客だけでなく地元の多くの人が夜市に集まります。
そこで食べられる屋台料理がとても豊富です。
代表料理を麺、飯、おかず、屋台料理に分けて述べたいと思います。

麺ではビーフンの他に、牛肉麺(ニュウロウメン)(写真3)、担仔麺(タンツーメン)が有名です。

(図1)(写真3)牛肉麺(萬和樓)

飯は魯肉飯(ルウロウファン)(写真4)が庶民的で、値段も安く最も人気があります。

(写真4)魯肉飯(秀味園)

おかずでは、台湾シジミの醤油漬け(写真5)が酒飲みには絶品です。おかずというよりも、
つまみと言った方が適切かもしれません。

(写真5)台湾シジミの醤油漬け(萬和樓)

屋台で強烈な臭いを発する臭豆腐は初めての方には抵抗があるかもしれません。しかし、食べるときの臭いはそうでもないのが不思議です。

それでは、横浜中華街の台湾料理の美味い店をあげてみたいと思います。

中華街の台湾料理店で、いわゆる高級料理店といわれる、このブログで時々使わせていただいた呼び名であるメジャーはありません。

そのような中でも、状元郷は比較的大きなお店と言えましょう。

青葉新館は台湾人のママさんの接客が素晴らしく、とても居心地の良いお店です。

萬和樓はやや入りにくい感がありますが、
シジミの醤油漬けが最高ですし、マスターはとても親しく話しかけてくれます。

秀味園はおふくろの味で有名です。

ここでの1番人気は写真でも紹介した魯肉飯です。まさに、台湾のおふくろの味、ホッとします。

ところで、たまに横浜中華街で中国人の方の接客が不愛想な印象を受けることがありますが、
台湾の方はとても親しげに話しかけてくれることが多いように感じます。

親日家が多く家庭料理を出すアットホームなお店というのが一般的な台湾料理店の特徴といって良いのではないでしょうか。
ちなみに台湾料理の代表的な麺は、台湾ラーメンではなく、牛肉麺などの屋台ラーメンかビーフンだと思います。

ブログを終えるにあたって、一言御礼を申し上げたいと存じます。

これまで中華料理好きな私にお付き合いいただいて5回にわたるブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。

横浜中華街に行かれて、さてどこで何を食べようかと迷われた時、
本ブログが少しでもお役に立てるのであれば、この上ない幸せであります。

最後に私の本業が整形外科医であることを付け加えさせていただき、筆をおきたいと思います。