10月の薬学合同研修会で当クリニックの野本 聡院長が講演を行いました

2019年10月17日、神奈川県民センターホールで開催された10月薬学合同研修会において、当クリニックの野本 聡院長が「生物学的製剤時代における関節リウマチ診療」という演題で講演を行いました(写真1)。

(写真1)研究会の案内状


当日は横浜市薬剤師会会員、日本病院薬剤師会会員などの薬剤師の方々が約90名参加されました。
野本院長は、はじめに関節リウマチの病態や診断などを説明した後、生物学的製剤の出現以前と以後での関節リウマチ治療の変化について話をしました。

生物学的製剤出現後は薬物治療の成績が良くなったため人工関節手術に代表される関節リウマチ手術は減少しました。最近は生物学的製剤と同等の効力を有する飲み薬(分子標的型抗リウマチ薬)も登場しました。しかし、これらの新薬には注意すべき有害事象もあります。有効性はもちろん大切ですが、安全性にも十分注意す必要があることを野本院長は繰り返し強調していました。

また、関節リウマチ患者さんは骨粗鬆症や呼吸器疾患などの合併が高率にみられます。リウマチを治療する場合、これらの合併症を見落とさないようにすることが大切です。

講演の最後に当クリニックで行われている関節リウマチ診療の流れを紹介させていただきました。クリニックにおいても、看護師、放射線技師、医師、理学療法士などが連携して治療を行うこと、すなわちチーム医療を行うことが大切です。

また、治療法の決定にあたっては患者様と医療従事者が良く話し合い、それぞれの事情を考慮しながら治療方針を決定するShared Decision Making(共有意思決定)が非常に重要であることも熱く語らせていただきました。
本講演が、薬剤師の皆様のお役に立てれば幸いです。

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