関節リウマチ治療戦略セミナーで座長を務めました

2019年9月27日、当クリニックの野本 聡院長は、関節リウマチ治療戦略セミナー
~DMARDs処方のエッセンス~において基調講演の座長を務めました(写真1)。

(写真1)関節リウマチ治療戦略セミナーのポスター

DMARDsとは抗リウマチ薬の英語の略語です。
なかでも、現在関節リウマチの治療薬として脚光を浴びているのは、bDMARDsすなわち生物学的製剤(レミケード、エンブレルなど)やtsDMARDsすなわち分子標的型抗リウマチ薬(ゼルヤンツやオルミエント)ですが、今回はあえてcsDMARDsすなわち従来型抗リウマチ薬の使用法にスポットを当てた研究会を開催させていただきました。

bDMARDsやtsDMARDsが関節リウマチ患者さんにとって極めて有効な薬物であることに疑問の余地はありません。しかし、残念ながら副作用、合併症、あるいは経済的理由によりそれらの薬が使えないリウマチ患者様に対しては、私たちはcsDMARDsを使用することになります。

そこで、今回の研究会では、基調講演として聖マリアンナ医科大学 横浜市西部病院 リウマチ膠原病内科准教授の柴田朋彦先生に「RAに対するcsDMARDs使用のコツ」という演題名でご講演を賜りました。柴田先生には各種csDMARDsの使用法について詳しく解説いただいた後、csDMARDsの併用の仕方についてもご教示いただきました。中でもメトトレキサートにケアラムを加えることによって薬の効果がさらに良くなることが多いとの発表をいただきました。

続いて、特別講演として、横浜市立大学附属市民総合医療センター リウマチ膠原病センター部長(診療教授)の持田勇一先生が「csDMARDsを再考する ~当院の使用経験から考えるイグラチモドの使い方~」という演題でご講演されました。

イグラチモドとはケアラムのことですが、持田先生は自施設でのたくさんのケアラム使用症例について詳しくご解説いただきました。
関節リウマチ治療は近年、新しい薬剤が開発され、治療成績も大変向上しました。一方で、色々な理由でそうした薬剤が使用できない患者様をどうやって治療していくか?
今回の研究会はその一つの答えを導き出したといえる大変有意義な内容でした。

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